不動産投資が相続税対策になる仕組み ~ その壱 ~

相続税対策には色々な方法があります。効果的なものも、イマイチなものも、、、

本ブログでは、不動産を活用した相続税対策をご紹介します。

色々な優遇措置があり、課税評価額を大きく下げる方法を5回に分けて解説します。

 

■ 預貯金を不動産に換えれば相続税評価額が下がる

不動産には数種類の価格が設定されており、売買するときは実勢価格で取引されますが、相続するときの評価額には優遇措置があります。

土地:路線価( 市街地 )評価( 実勢価格の80%程度 )

相続財産が現金1億円だった場合、相続税の課税対象は額面どおりの1億円です。

1億円を土地に換えると8,000万円の評価額になるため、2,000万円もの減額効果があります。

建物:固定資産税評価額­≒相続税評価額( 実勢価格の70%程度 )

建物は実勢価格の70%程度に評価が下がるため、更に大きな減税効果が期待できます。

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例 )現金1億円を使って土地7,000万円、建物3,000万円を購入した場合

相続税評価額は以下の通りです。

< 計算式 >

土地の相続税評価額:7,000万円×80%=5,600万円

建物の相続税評価額:3,000万円×70%=2,100万円

土地と建物の合計額:5,600万円+2,100万円=7,700万円

⇒ 相続税評価額を2,300万円( 1億円-7,700万円 )引き下げ。

このように、現金資産を不動産資産に換えることで、大きな節税効果が期待できます!!

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